リア充が損して、コミュ障でも勝てる?オンライン面接攻略法

オンライン面接、話すべき事はリアル面接と変わりません。

しかし、話す時に注意する点があり、裏技もあります。
変わらない点、注意する点、裏技の3点を説明します。

リアル面接と変わらない点

面接で話すべき事は3点
・自分はどんなことができるか(現在)
・その能力を使って会社で何ができるか(未来)
・その証拠として、過去にどんなことをしてきたか(過去)

です。

まずは、受ける会社の事をよく調べて、相手の会社の事を考え、どんな人材が必要そうかを考えましょう。(例えば、海外に全く出ておらず、観光客相手の商売もしていないところに、英語力をアピールしても無意味です)

社会人が転職するときには、どんなことをできる人が欲しいかが求人票に書いてありますが、新卒の場合はポエムしか書いてません。
そこで、自分で調べて探すことが大切です。

そして、自分が過去にやってきたことを思い出して、それを証明するエピソードを探し出します。

例えば、アジア進出している会社の新商品の開発に関わりたければ、バイトやインターンで外国人に話をきいて何かを改善した話とかがベストです。

私はこんなことが得意です。
だから、あなたの会社のこんな業務にお役に立てます。
なぜなら、学生時代こんなことをした経験があるからです。

これだけ喋ればOK。
これは、リアル面接だろうが、オンライン面接だろうが関係ありません。

オンライン面接で注意する点

オンライン面接、まず最初の関門が「簡単にサボれる」ことです。

オンライン面接の案内はだいたい、メールで一回ZOOMのURLが送られてくるだけです。
前日にリマインドメールが送られてくる会社はかなり世話焼きさんです。

実際に会社に行くとなると、交通機関を検索したりがあるので、事前に調べ物したりするので忘れにくいですが、クリック一発で参加できるオンライン面接はついうっかり忘れがちです。

この忘れがちなのに、あまりリマインドしないのは、わざとだと思っています。

オンライン面接をついうっかりすっぽかす様な人は、会社に入ってからも、お客さんとのミーティングをすっぽかしがち。だから、あえてあまり世話を焼かず、それで忘れるような人は、さっさと落とそうとしてるのではないかと思うわけです。

なので、オンライン面接、すっぽかすな、遅れるな。が鉄則です。

そして、本質的な所で言うと、オンライン面接はパッションが通じにくいです。
画面は小さいし、声もマイクをとおしてだし、ジェスチャーも見えにくい。
「なんかスゴそう」的なオーラが伝わらないのです。

だから、

イケメン不利です、美人不利です、リア充不利です。

じゃあ、誰が有利かというと、きちんとロジックをもって、理路整然と話せる人です。
理系有利。

事前にきちんと話す内容を吟味し、練習しておいた人が勝つんです。
コミュ障でも勝てる!

これも、オンラインワークが増える会社で合理的なんです。
e-mailとオンライン会議で回る仕事は、声のでかさはあまり関係なくなるんです。
メールで、自分がなにをしているのか、この結果どうなるのか、そのために今までなにをしてきたのかをきちんと伝えられる人が、自分の仕事をアピールでき、評価されるのです。

そのための裏技

なので、このロジックを事前にしっかり作っておくことが大切。
そして、オンライン面接ならではの裏技があります。
それは、その話す内容を、画面に表示しておくのです。

アメリカの大統領だって、日本の首相だって、原稿を見ながら演説をしています。

就活生も、話す事を画面に映して話しちゃいけない理由はありません。

しかし、面接は演説と違って相手の質問に答えなきゃいけません。
そのため、ひとつの原稿だけを用意しておいても駄目です。

ただし、面接官はエントリーシートを見ながら面接をします。
質問は大体エントリーシートに書いてある内容か行われます。

だから、事前に自分が出したエントリーシートを確認し、そこから出てきそうな質問を予測しておきます。
そして、この質問がきたら、このエピソードを話すって決めて、準備をしておくのです。

ちなみに、エピソードそのものを作文して、それを読み上げると、読んでるのバレバレだし、話も魅力的になりません。
だから、エピソード自体は、何度も練習して、何も見なくても喋れるようにしましょう。

そして、画面には
この質問がきたら、このエピソードを話す
だけを書いておくのです。

学生時代に力を入れたこと
→カンボジアインターンで、新商品を開発した話

英語力に自信がありますか?
→カンボジアで、カンボジア人100人にアンケートをとった話

弊社でどんな仕事をしたいですか?
→バイトで、毎日外国人20人以上の接客をした話

みたいな感じです。

これがあれば、緊張していても、話す内容がしっかり頭に入っていればちゃんと答えられます。

こうやって、ちょっとの工夫をするだけで、有利に進めることができるのが、オンライン面接のいいところ。
天部の才能で押し切れるところがちょと減り、努力で補えるところがちょっと増える。
実に公平な就活になるのです。

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