なぜこの期に及んで、就活人気ランキング一位がJTBなのか?

学生は「安定」を求めて、旅行業界を志望する

前回の記事でもお伝えしたとおり、21卒就活人気企業ランキング、文系1位はJTBです。

https://www.j-cast.com/2020/04/08383908.html

以下、2位ANA、3位東京海上日動火災保険、4位JAL、5位オリエンタルランド。
理系は、1位ソニー、2位味の素、3位富士通、4位サントリー、5位トヨタ です。

選社理由のトップは 安定しているから。

コロナショックのこのご時世、旅行業界や航空機業界、テーマパークが安定しているというのは理解しがたいものがあります。

https://www.traicy.com/posts/20200421154513/

理系に関しても、ソニーや富士通がここ10年でどれくらいの社員を解雇したのか知っているのでしょうか?

https://toyokeizai.net/articles/-/67152

学生はなぜ、安定していない会社を、安定していると思うのか?

とはいえ、学生がこのような企業を選ぶ理由も明確です。

TVCMをやってるからです。

大学生って、世の中にどんな会社があるかなんて、たいして知らないんですよ。
だから、就活人気ランキングは、自分が名前を知っている会社を答えるんです。

で、彼らが知っている会社は「TVやYoutubeで広告が流れてくる会社」「街を歩いていて看板を見る会社」「自分が使ったことがある会社」に限られます。

今の業績がどうかとか、将来どうなるかよりも、なんか知ってる、なんかでかそうから、なんか安定してそう、なんか良さそうに変換されるわけですね。

就活100社落ちする人の特徴

そうするとどうなるか。こういう「みんなが知っている」企業は多くの就活生が集まり、激戦になります。
そして、会社は「自分の商品が好きな人」を雇いたいのではなく「自分の会社で戦力になってくれる人」を雇いたいので、面接で商品をいくら褒めても選考上のプラスになりません。(鉄道会社は鉄道オタクを落とすっていいますしね)

で、知っている会社をろくに調べず、片っ端から受けると「競争率が高い×面接の自己PRが的外れ」で片っ端からおちて、就活100社落ちになります。

コロナショックで、多くの企業が採用を絞るようになりますので、21卒からは、落ちる人は徹底的に落ちるようになります。

落ちないようにするためには、どうすればいいのか?

では、落ちないようにするにはどうすればいいか。
ひとつが「今、自分が名前を知らない会社」を知り、受けることです。

今、あなたが名前を知らない会社は、たぶん、他の就活生も名前を知りません。
だから、受ける人数も少ない。倍率が低い。それだけで受かりやすいのです。

これに、会社のことをきちんと調べ、自分がその会社で役に立つ理由を論理的に伝えられれば(この方法は、後にこのマガジンで説明します)、かなりの高確率でどこかには受かります。

と、いうわけで、まずは、知らない会社を知る事が大切です。
そのために、重要な本が「会社四季報 業界地図」です。

日本の会社を171の業界に分類し、それぞれの業界がどんな仕事をしているかを解説し、代表的な会社を紹介し、今後どのようになるかの予想が書いてある本です。

この本で、興味ある業界をみつけ、そこにどんな会社が属しているのかをしるだけで「あなたが知っている会社」は何倍にも増えます。
ぜひ、この本を手に取ってみてください。

ただ、この本、最新版が出たのは2019年8月。当然その頃は、コロナショックなんて世界中のだれも想像もしてません。
そこで、我々が独自に、この業界地図の171業界がこれからどうなるか予測する記事を、学生の皆さんに無料で提供しています。