JAL、来年の新卒採用を停止!幼い頃からJALに行きたかった学生はどうすればいいのか?

JALが来年(2021年度)の新卒採用を停止しました

JAL、21年度の新卒採用見送りへ 内定者は予定通り採用

JALといえば2020年3月の就活人気ランキング第4位の人気企業
小さい頃からJALに憧れて、就活でチャレンジしようと思っていた学生もいたでしょう。
非常に悲しいことです。

そんな、JALに入社したかったBoys & Girlsはこれから何をすればよいか考えてみます。

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第一志望に落ちた人へのアドバイス

私が第一志望に落ちた学生にするアドバイスは「将来、その会社に転職できるように頑張りましょう」です。
そのために必要なことは、「第一志望の会社でやるのと同様の業務経験が積める会社に入りましょう」です。

トヨタに入れなかったら、他の完成車メーカーや、自動車部品メーカーに入る。そこで、実績を積めば、トヨタに転職することは可能です。

同様に、JALに転職したかったら、他の航空会社(ANAだけではなくLCCや海外の航空会社)を目指すのが王道です。

しかし、今回は、ANAをはじめ、おそらく世界中の全ての航空会社が採用を停止すると思われますので、この方法は使えません。


自分がやりたい仕事を考えよう

そうすると、他の業種で経験を積み、需要が戻ってきたら(社長は最低でも3年はかかると言っていますが)転職するということになります。

それまでに、どんな業務経験を積むかがポイントになるわけですが、それを考えるためには「自分がJALで何をやりたいのか」を考えなくてはなりません。

JALの募集職種はこんなものがあります。

1.CA(客室乗務員)
2.業務企画職(地上職 事務系)営業企画、空港業務、マーケティングなど
3.業務企画職(技術系)整備技術、品質保証、生産管理、整備企画、部品管理などの業務

これらの仕事でまずは自分が何をやりたいかを考え、それに近い仕事を探していきましょう。

1.CAをやりたければ、サービス業。接客をするような仕事がいいでしょう。
高給ホテルのスタッフとかが良さそうですが、ホテルも今は募集をしていないところがほとんど。そうすると、秘書とか、高級なモノを扱うショップ店員とか。国際線CAを目指すなら英語力も必要なので、英語を使う接客業がいいですね。

2.の仕事は、営業やマーケティングなので、BtoBの営業やBtoCのマーケティングの仕事がいいですね。空港業務の仕事は、大規模な施設の管理になるので、鉄道の駅や大規模商業施設などを管理する仕事も近いかも知れません。

3.の仕事は、でかい機械を整備する仕事。工場のメンテナンスとか、大規模な工場の生産管理などですね。

このように、ひとくちにJALの仕事と言っても、部門によってやることが全然違います。
その中で自分は何がやりたいのかをしっかり考え、その仕事ができるように準備をするのです。

そして、募集を再開したときには、
「私はJALで、○○の仕事がしたいです。○○社で○○の仕事を○年してこのような成果を出しました。なので、御社の○○の仕事でも成果を出せます」
と面接で話せばいいわけです。

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実は、ふつうの新卒就活でもやることは一緒

実は、この考え方は、新卒で入るときも一緒で、会社に入ってから具体的にどんな仕事をしたいのかを考え、その仕事に近い仕事を実際にしたという実績を作っておくことが大切なのです。

就活前に、会社の仕事を調べ、自分が得意なことを見つけ、インターンで実績を積む。
大学1-2年生からやるべきことはココにまとめてあるので、ぜひどうぞ。


なお、面接をするときに「JALが募集再開したとき、転職する実績を作りたくて御社を志望します。」とか言うと1秒で落とされるので、注意してくださいね。

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