13.ソーシャルロボ – 晴

猫・・・かわいいよ、猫。
ということで、ここ2年くらい猫と娘のかわいさのために生きています。
ペット(と子供)は素晴らしいのです。

しかし、都心の集合住宅はペットが飼えないところがほとんど。
この、殺伐としたwithコロナの時代にペットが飼えないのはいかがなもんかと。
うちの、一人暮らしの母親も、私が預けてきた猫のちまおがいるから楽しく暮らせているのに・・・。

そんな世の中の一筋の光がソーシャルロボ。
ソニーの犬型ロボAIBOから、シャープのロボホン、そしてソフトバンクのペッパー君など、いろんなロボがペットの代わりをしています。(ルンバも・・・)

ソニーのAIBOが発売されたのは2000年くらいで、その頃タイに行ったとき「日本では犬がロボになったんだってねー」なんて事を言われるくらい、世界中で評判になりました。
しかし、2006年に廃盤。
と、いうのも、ペットと同じでAIBOって買い換えないんですよ。

で、最近復活したのは、サブスクリプションモデルができたこと。
AIBOとかをかうと、月額使用料で千円だか二千円だか払わないと使えないので、AIBOを可愛がってくれている期間、ソニーにチャリンチャリンとお金が入るんですね。

さらに、長く使ってくれればくれるほど儲かるので、ソニーもソフトをアップデートして、いろんなことができるようになるわけで、みんながハッピーなわけです。

殺伐とした時代に、癒やしを与えて、月額にちょっとずつのお金をもらう。
実は、これがこれからのビジネスのひとつの形なのではないかと考えております。

ちなみに、ソーシャルロボのポイントは、失敗すること。
転んだり、充電失敗したりしたら、人間が助けてあげなきゃいけないのがポイントなんです。
人は、いつも、誰かの役に立ちたいんですよ。

と、いうわけで、こういうロボは、地味に生活に浸透していくんじゃないですかね。

ちなみに、ペッパー君はでかい割に役に立たず、月額使用料が高いので、もう駄目です。

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