26.食品ロス対策 – 曇

日本の食品ロスは比較的少ないのですが、とにかく馬鹿げた種類の食べ物を作るのでそれなりに多いという感じです。日本のコンビニの食品の種類の多さは異常。

そこを、パッケージ工夫して賞味期限伸ばしたり、IT使った需要予測の精度を上げてなんとかしようとしているのが、食品ロス対策業界、

まあ、いいんじゃないでしょうか。。。

ちなみに、私はオラクルで一時期需要予測ツールを担当していたのでいくつか知っているのですが、某牛丼屋の需要予測システムはすごかったです。需要予測というよりも、発注システムなのですが、当時は牛丼しか売ってなかったので、牛丼が何杯でるかがわかれば、自動で肉とか米とかタマネギの発注量がわかるのです。

なので、過去のデータと天気とかの要因を掛け合わせて予測発注量が自動で計算されて、そこに近所の運動会とかの個別情報を入れると売れる数が出る。

で、店舗のレジのデータから、今日売れた数がでて、そこから現在の在庫量が計算され、足りない分が計算され、自動で発注されるのです。

簡単にいうと、店長は運動会とかの特殊要因だけ入力すれば、あとは、機械が予測から発注まで全部やってくれるのです。こりゃ楽だ。

とはいえ、これが出来るのは牛丼単品だから。品目少ないというのは有利なのです。

あと、関係ないけど、某納豆屋も普通に需要予測しているんですが、一人マスコミ対策班ってのがいて、ワイドショーとかニュース番組を全部チェックして、「納豆が身体にいい!」というニュースが出ると生産量をふやすという仕事をしていたそうです。

この辺も、いまならAIができるのかな?

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