49.デジタルカメラ – 嵐

デジタルカメラの市場は、最盛期から1/10になっています。
理由はもちろん、スマホ。
スマホのカメラの性能がどんどんよくなって、カメラでとる必要がないからです。

コンパクトデジカメは完全に終わりで、唯一生き残っているのが、ミラーレス一眼。
確かに綺麗な写真が撮れるのですが、でかくて邪魔です。
そして、最近のスマホの写真は、ミラーレス一眼に近づきつつあるので、もう、風前の灯火です。

こういう消えゆく市場の商品を持つ会社はいかにして切り替えていくかが大切です。
富士フイルムは、フィルムカメラが消えるときに素早くデジカメに移ったので生き残れました。
ちなみに、今はデジカメとチェキの売上は14%だけで、残りは医療用機器(内視鏡とか超音波診断装置)とオフィス用のプリンタとかで稼いでいます。

ソニーなんかも、医療機器に力を入れています。
キャノンは・・・とりあえず、純利益が半分になったのをコロナのせいにしてますが、大丈夫でしょうか?

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