コロナ氷河期世代のあなたが内定を取る方法【30.2%の就活生が無い内定だが、36.6%の企業も無い内定だ】

2020年からコロナ就活氷河期が来ることが確実になり、22卒、23卒という、今の大学1,2年生は戦々恐々していると思います。

21卒の10月1日内定率も、1年前と比べて7%下がっています

これは厳しい・・・。
しかし、実は企業も同じように悩んでいます。


採用できない企業が増えている

マイナビの調査によると、新卒を採用したいと思っている企業の1/3が一人も採用できていないのです。

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これは、就活がオンライン化したことが原因です。

あらゆるものがそうなのですが、オンライン化すると、人気が一極集中します。
宣伝やSNSで爆発的な人気になった鬼滅の刃や進撃の巨人は、途方もない売れ方をするのですが、みんなに知られていない漫画は全く売れない。

紙の本の場合、鬼滅の刃を買いに本屋に行った人は「せっかく本屋に来たから、ついでにこれも買っていこう」と、本屋で見つけた漫画を買っていきます。

これに対し、Amazon電子書籍で鬼滅の刃を買った人は、買った次の瞬間にはスマホかタブレットで読み始めているので、ついで買いがないのです。

就活でも、リアル就活であれば、トヨタの説明を聞きに合同説明会に行ったけど、ソニーブースが混んでいるから近くにあったGSユアサとか曙ブレーキとかの説明を聞こうという、ついで聞きが発生します。

しかし、オンラインの場合は、トヨタの説明を聞いて終わってしまうので、知名度のない会社が、学生との接点を持つことができないわけです。

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コロナ氷河期の学生が内定を取るためには

就活生の応募が一部の人気企業に集まるなか、普通に自分の知っている企業を受け続けていると、就活100社落ちします。

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コロナ氷河期を大学受験で例えると、東大や早稲田慶応の定員が2割くらい減って(学部によっては受付停止)、受験者数が2倍くらいに増え、偏差値が5くらい上がっている状態です。

ただでさえ定員が減っている有名大学に、受験生が殺到して、より一層高倍率になっている感じ。

でも、これって、その分、他の大学の受験者数が減っている状態でもあるのです。有名大学しか受けない人が増えれば、それ以外の大学を受ける人は減りますからね。

だから、有名大学でなくても、自分が学びたいことを学べる大学を選べば、通常より楽に入れるのです。

この状況は、コロナ就活でもいっしょです。
まだ、合同説明会以外で「偶然の出会い」を産むシステムができていない今、自分で業界を調べて、みんなが知らない優良企業を見つければ、例年よりも簡単に内定がとれるのです。

少なくとも、冒頭の記事にあった、36.6%の一人も採用できていない企業は、採用基準は通常より甘くなりますよね。

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氷河期世代の戦い方

氷河期世代は、全体の募集人数は下がるので、平均値をとって見ると他の世代よりも辛いことになります。
就活でつまづいたが故に、その後もなかなかリカバリできていない人がいることも皆さんご存じでしょう。

ただ、大きな変化の中にいるので、その変化に対応できた人は、他の世代よりも上手く行くのです。76世代といって、氷河期世代にmixiやグリーの社長、2ちゃんねるのひろゆきなど、有名起業家がたくさんいます。

それ以外も、同世代のライバルが少ないので、社内で頭角を現しやすいのがこの世代。

就活の時や起業の時に、変化についていけたかが、通常よりも大きく影響したのがこの世代なのです。

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この記事を読んでいる人は、コロナ氷河期世代になるかもしれない人が多いと思います。
大切なことは、今何が起こっているかを知り、今努力をすることです。

その第一歩として、まず皆さんがすべきことは、業界について調べること。そして、面接にとおるためのエピソード作りをしておくことです。

今すぐ動きましょう!

※この記事、オリジナルは7月に書いて、11月にそれをアップデートしました。
7月時点では内定率10%減だったので、3ヶ月で少しマシになったわけです。

なぜマシになったかというと、おそらく、有名企業落ちまくった人が、あまり勇名でない企業を調べ、受け始めたからだと思われます。

この時期まで就活するのは肉体的にも精神的にも大変なので、現在3年生以下の方は、はじめから有名企業も、そうでない企業も受けていくことをおすすめします。

参考記事