コンピューターなどの部品を作るのに必須なのが半導体。
その半導体部品を作るのに必要な材料がシリコンウェハーやフォトレジストという材料です。

この半導体材料の分野は、日本企業が圧倒的に強いです。

特に、シリコンウェハーは、信越化学とSUMCOが世界シェア1,2位で、この2社で6割を占めています。
普通の大学生は名前も知らない会社ですが、実はすごい会社なのです。

コロナ禍でも、PCやスマホ、ゲーム機器など、半導体を使った製品は売れ続けています。
非常事態宣言中は、中国の工場や日本の工場が止まったため、出荷や製造が滞りましたが、工場が動いている現在はほぼ回復しているはずです。

そして、これからも、当分の間は需要があるでしょう。

このように、日本は完成品を創るよりも、部品や原料を作るほうが得意な国になりました。
完成品以外の会社は皆さんなかなか社名を聞くことはないと思いますが、業界地図とかを読んで、自分が志望する業界の知らない会社を探して下さいね。