68.携帯電話事業者 – 曇

携帯電話事業者は、メインの事業者がDoCoMo,au,ソフトバンクの3社。
それに、MVNOという小さな事業者がたくさんあります。LINEモバイルとかDMMモバイルとか。

このMVNOってのは、DoCoMoやソフトバンクにお金を出して回線を借りて事業を行っています。主に、メチャクチャ安い。私はLINEモバイルを使ってますが月に1500円くらいです。

携帯事業会社は、このところずっとメチャクチャ儲かってます。
月8000円とかのぼったくり価格でやってるので当たり前なんですが。

その昔、ソフトバンクが馬鹿げた借金をしてVodafoneから買収したのは、この収益性に目をつけたから。3社寡占なので、いずれはシェアは1/3に近づくことがわかっていたので、無茶をしたのです。
実際、今は、DoCoMo、au、ソフトバンクの比率は38.5 : 27.6 : 22.3。残りの11.6%がMVNOです。
ちなみに、MVNOは数千万円金を積めば、誰でもできるが故に、スーパーレッドオーシャンで死屍累々。
ユーザーとしては、これを使うのが一番いいのですが、事業者はキツイです。

そこで、楽天は、MVNOだけではなくて、総務省から第四のメイン事業者の権利をもらって、楽天モバイルを始めました。
さて、楽天は、シェアの1/4を勝ち取れるのでしょうか?

しかし、多くの人が、メイン事業者に8000円とか払ってるのがいまだに謎です。
でも、こういう人が多いので、携帯事業者は当分安泰です。

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