87.グローバル金融 – 曇

基本的に銀行の収益と金利は非常に強い関係があります。
金利が高ければ銀行はほっといても儲かるし、金利が低いといろいろやらなきゃ儲からない。
定期預金金利年利7%のカンボジアの銀行なんて死ぬほど儲かるんです。

で、コロナで今世界で起こっていることは、金利の鬼下がり。
当然、銀行が貸し出す時の金利も下がっているわけで、みんな結構大変です。
住宅ローン貸出金利が3%と6%だった、同じ業務で収益が倍ちがうわけですからね。

ただ、銀行は金貸しているだけではなく、投資信託売ったり、株とかの取引したりと、まああの手この手で金で金を生みます。
コロナで相場が荒れてるときは、投資のチャンスもたくさんあるので、優秀な行員がいるところはメチャクチャ儲かります。逆にいないと、じり貧です。

と、いうわけで、グローバル金融機関は、優秀な行員がいれば爆伸び。逆に、今まで無茶なことをやってたり、実行したことが裏目ったりしたら、破綻の危機を迎えます。
2008年のリーマンショックのリーマンブラザーズみたいに。

とはいえ、でかい金融機関を潰すと世界中がえらいことにあるということもリーマンショックでわかったので、潰れそうになっても国が守ってくれるんでしょうね。。。

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