91.フィンテック – 晴

フィンテックという業界の定義はあいまいなのですが、まあ、お金に関するITを使ったサービスというところでしょうか。

銀行やクレジットカードのデータを自動で取得して、家計簿から会社の帳簿まで自動で作ってくれるシステムとか、自動で資産運用してくれるシステムとか、口座のデータをつかっていくら金を貸してもらえるのか自動で診査してくれるシステムとか。

あと、Paypayをはじめとする、ICカードとかQRコードで支払いができるシステムも入りますね。

これ、ホント便利なんですよ。
個人事業主とか会社とかやってると、確定申告とか決算とか、死ぬほど辛いんですよ。
いくら利益を出して、いくら経費を使ったかを、銀行口座の履歴と、領収書の山からデータ見つけて入力して、それをExcelに入力して。。。

まともにやってたら、普通の人にはゼッタイできないので、税理士とかに丸投げする。当然税理士にお金払わなきゃいけない。
これが、フィンテックの会計システム(Freeeとかマネーフォワードとか)を使うと、手間が1/100くらいになって、素人でも1日くらいあれば、決算書作れちゃうんです。

これが、月2000円とかなんで、税理士雇うよりも圧倒的に安い。
そりゃ、税理士の仕事なくなるでしょ。って話になります。

こういうことが金融業全般に起こっていて、メガバンクとかも各種システムの提供に乗り出しています。
こうやって、金融業界では、仕事がPCに乗っ取られていき、事務員をはじめとする人員が削減されていくのです。

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