不況に強い業界、食品。
そのベーシックな部分である、砂糖や小麦粉、油は、コロナで大きな影響は受けていません。

が、その構成には変化が生じてます。
業務用が減って、家庭用が増える。です。

まあ、当たり前なのですが、人間の食べる量はそうは変わらないので、砂糖の（レストランでの消費量 + 家庭での消費量 ）は変わらないのです。

なので、一時的には家庭用が強いメーカーの利益が伸び、業務用が強いメーカーの利益が下がりますが、業務用→家庭用のシフトはそれほど難しくないので、すぐに元に戻るでしょう。

そして、日本全体では、人口が減っているので、少しずつ消費量の合計は減っていきます。
なので、海外で売ることが必須になってくるので、国内でじり貧のメーカーと、海外で販路を広げるメーカーが二分されていきます。

海外に行くには、資金が必要ですので、でかい会社が有利。
なので、これから、食品メーカーも合併が続いていき、大きな図体になって、海外にチャレンジしていくと思います。

海外で働きたい人はチャンスかもしれません。
食材業界にいきたがる人は、安定を求めてるので、海外行きたい人とか少ないと思うので。