112.再生医療 – 晴

自分の身体の細胞を使って、自分の身体の一部を再生させる再生医療。
その代表によるiSP細胞の研究で、京都大学の山中教授がノーベル賞を取ったことは記憶に新しいです。

ノーベル賞を取ったことの一番のメリットは、様々な企業から研究費がもらえることになり、企業ではiSPがらみだったら簡単に研究開発費が下りるようになったことです。

日本の会社は(他の国もそうですが)権威が大切で、ノーベル財団がすげえといえば、そこに関しては絶対的に信用してくれます。
この信用があると、きちんと説明しなくても、納得してくれる。

就活で、東大卒というブランドがあれば「アホではない」と勝手に判断してくれて、とりあえず面接までは行けるのと一緒です。

で、こうやって一度信頼を勝ち取ると、研究費というチャンスをもらうことができ、結果が出やすくなります。結果が出ると、信用はさらに高まり、よりたくさんの研究費がでて、この分野を目指す才能のある若者が集まってきて、どんどん発展していくわけです。

就活も一緒で「私はこれが出来ます」を明確にいうことができると面接に落ちにくくなり、一社難関企業に内定を取るとその話を元に相手の信頼を得ることができ(あの企業に内定取れるなら優秀に違いない)、より内定が取りやすくなり、その内定が実績になり…と、無限に内定が取りやすくなります。

大切なのは、ノーベル賞を取るまでの研究なのですが、就活に関しては「人よりすげえ経験」を積めばそれだけで圧倒的に有利になります。(ノーベル賞のライバルは研究に命を捧げている人ばっかですが、就活のライバルはほとんど何もやってない人ばっかです)

なんで、1-3年までにビジネス経験積んで、企業に関する調査を行っておけば、あっという間にノーベル賞もらえて、そこからはほっといてもうまく行くようになるわけです。

って、再生医療と関係ない話になりましたが、この様な理由で、再生医療は今後もたくさんの予算をもらい、そのうちに成果をだして、一大産業になると思います。

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