131.音楽 – 天変地異

音楽業界は、悲惨です。
2000年頃からiPodというMP3プレイヤーが売れ始めて、iTunes Storeという便利なダウンロード販売サイトができて、2015年過ぎにはSpotifyなどの音楽聴き放題(サブスクリプション)サービスができて、CDが売れなくなりました。

サブスクリプションサービスからの収益はあるものの、CD売るよりも利益は少ないので、「これからはライブの時代だ!」とアーティストがライブに力を入れ始めたところで、コロナ。

火事場から逃げ出したと思ったら洪水が来たみたいなことになっています。

ちなみに、日本は世界で一番CDが売れている国です。
主にAKB商法と嵐ですが(ジャニーズはなかなかダウンロード販売しなかった)、これもなくなりつつあり、捕獲的にダウンロード販売・サブスクリプションサービスに流れていきます。

うちも、Amazonのスマートスピーカー、アレクサ君を導入したのですが、ホント便利。
アレクサ 鬼滅の刃の主題歌をかけて といえば、再生してくれるので。

昔は、音楽聴くのに3000円のCDを買ったり、300円でCDレンタルして、200円のカセットテープ買って、CDをカセットに録音してたのに…(遠い目)

こうやって、希少性がなくなってくると、単価が安くなる。
単価が安くなると、たくさん売れる人以外の経済状況が厳しくなる。
おそらく、地下アイドル業界は壊滅しますし、売れないアーティストも廃業でしょう。

ただ、No Music No Lifeなので、生き残った人は市場を席巻できます。
その時には、音楽を直接売るのとは違う売り方をするようになるんだと思います。

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