世界に一つだけの花は、どこに咲くかが大切

#無敵就活 、このロゴを見ると分かると思うのですが、「世界に一つだけの花」がコンセプトになっています。
ナンバーワンより、オンリーワン。

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ただ、人を励ますのが目的の歌謡曲の歌詞であれば、君は素晴らしいといっていればいいのですが、こちらは、リアルに直面する問題を解決するのが目的。

ただオンリーワンになっても、何も解決しないよ。という手厳しいことも解説します。

もちろん、解決策もセットで。

英語が全く評価されない職場もある

例えば、あらゆるところで評価されると思われがちな、英語スキル。

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しかし、外国人がほとんど住んでない、青森の地元の不動産屋とかだったら、全く必要ありません。
こういう会社に「私は、フィリピン留学でTOEICを800点まで上げました」とか言っても、全く評価されません。

また、全国から英語力モンスターが集まってくる、三菱商事みたいな会社。
ここでは、TOEIC満点、アメリカ留学でMBAみたいなのがゴロゴロいます。
そんな中で、TOEIC800点なんて相手にされません。

そんな感じで、多くの会社でそれなりに評価される「TOEIC800点」も、場所によっては全く評価されないわけです。


自分が評価される場所を探そう

英語力という、世界中どこにでも咲いている花だけでなく、前回私が話した、私特有の花なんかも、これと同様に、咲かせる場所が大切です。

「理系で、IT知識は結構あるけど、プログラミングができない。人に説明するのは得意」
というのが、私の花でした。

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この花、理系でITが好きだからといって、ゴリゴリのソフトウェア開発の会社に入ってしまうと、速攻で枯れます。プログラミングできない花は、花にあらずなので。

この花が重宝されるのは
・IT関係の仕事をしている会社
・プログラミング以外の仕事がある会社
・説明員やコンサルティング、営業職がある会社

ということになります。
これを踏まえて、会社選びをすることが大切です。

私の場合は、
・開発はアメリカ(とインド)でやっているシリコンバレーのソフトウェア会社
・基本開発はしない、ITコンサルティング会社

がよいと考え、その辺を調べていきました。

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ちなみに、外資系企業も、日本の顧客相手の部門は英語をあまり使わないので、TOEIC400点でもたくさん内定をもらえました。

で、当時は外資系コンサルの労働環境はあまりにもブラックだったので、外資系のITソフトウェア会社に行ったわけです。オラクルなんて、日本ではまだ全然知られてない会社でしたが。

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パロディではなく、これがホントの会社案内でした。。。


我々は植物ではないから、咲く場所を選ぶことができる

みなさんは、日本に生まれたことはラッキーです。
選択肢が山ほどあるので。

例えば、私が住んでたカンボジアではITの知識があっても、IT企業はものすごく少ないです。
日本語が上手くても、日本語が活かせる仕事はちょっとしかありません。

日本企業は世界中でビジネスをやっているし、ものすごくたくさんの業種があります。
だから、自分が得意なことさえみつければ、それを活かすことができる会社を見つけられる可能性が高いです。

そのために、世の中にどんな業界があり、どんな職種(仕事の種類)があるかをしっかり調べることが大切です。

自分なかの花を見つけ、その花が役立つ場所さえ見つけられれば、仕事を見つけることは容易なんです。

次回は、見つけた会社の面接でどうやって話すかについて解説します。

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