164.葬儀 – 嵐

コロナ前。
日本で数少ない、これから顧客が増える産業であった、葬儀。
しかし、コロナで、状況が一転しました。

葬式って金かかるんですよ。
去年、うちの父親、ついうっかり超絶でかい葬式場(芸能人とかがやるところ。理由は実家のそばにあるから)でやったら、400万円もかかっちゃったんですよ!勘弁してくれ。

戒名つけるのに50万とか、意味不明な金がかかり、値段も不明瞭。
これに不信感を持つ人も多く、Amazonで5万円くらいで葬式ができるパックが売れ始めました。

そこで、コロナ。
葬式は、当然年寄りが集まることが多いため、コロナ禍での葬式は御法度です。(葬式でクラスタ発生して、連鎖で亡くなったらしゃれにならん)
ごく少数だけがあつまる、家族葬が主流になりました。

葬式をなぜやっていたかというと「みんながやっているから」
なぜ高い戒名をつけるかというと「みんなが集まるところで安いと格好悪いから」

だから、人が集まらないと、高い葬式って必要無いんです。
みんなそれに気付いちゃった。

と、いうわけで、コロナがおさまっても、縮小した葬式の規模は戻らないでしょう。
結婚式以上に意味がないから。

葬儀業界は、これから、本格的にヤバイです。
坊さんも含めて。

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