ゼロから始める業界研究の方法

今、自分が知らない企業の名前を知ろう

一般的な日本の大学3年生が知っている会社の数は、せいぜい100社程度です。
それに対し、求人をしている会社は、数万社あります。
つまり、日本の大学生は、会社のことをほとんど知らないのです。

そして、大学生が知っている会社のほとんどは、従業員5000人以上の大企業。
その、求人倍率はコロナ前でも0.37倍。
だいたい、3人に1人くらいしか内定がとれません。
テレビCMなどをやっている超有名企業だと、さらに倍率が高くなります。

つまり
「今、あなたが知っている会社は、ほとんどの大学生が知っている会社であり、倍率がすごく高く、落ちる確率が高い」のです。

普通の高校生が、東大と早稲田と慶応だけを受けるような感じですね。

だから、最初にやるべきことは、「今、自分が知らない企業=他の大学生も知らないから、競争率が低い会社の名前を知ること」なのです。

興味がある会社を知るための近道は「業界」!

では、今知らない会社を知るためにはどうすればいいのでしょうか?

会社名を調べるにしても、自分の興味がない会社の名前だけ知っても意味がありません。
そのために、「業界」を知る事が大切です。

業界とは「自動車業界」とか「銀行業界」とか、同じような仕事をしている会社の分類みたいなものです。
自動車に興味がある人は「自動車業界」を調べると、誰でも知っているトヨタや日産、ホンダだけではなく、自動車部品会社のデンソーや矢崎総業、アメリカの電気自動車を作っているテスラや、電気自動車の電池を作っているGSユアサや日立ビークルエナジーなどが見つかります。

こうやって、自分の興味がある業界をみつけ、そこにどんな会社があるかを調べるのが近道なのです。

そのために便利なのが「会社四季報 業界地図」

この本は、このように、見開きでいろいろな業界の説明、今後の展望、最近のトピック、そして代表的な会社名が書いてあります。

これを読むだけで、その業界がどんなことをしていて、どんな会社があるのかを知る事ができるのです。

会社四季報 業界地図をめくれ!

とはいえ、会社四季報 業界地図は250ページ以上あり、全ページ読むのは大変です。
そこで、まずは、業界地図の紙の本を購入し、全ページ、ペラペラめくってください。

とりあえず、業界名だけ読んでみて、興味があったらページを折って次に進む、興味がなければなにもせずに次のページに進む。
これを繰り返して、とりあえず、250ページチラ見してください。15分もかかりません。

そして、折ってある業界のページをしっかり読み、その業界にある会社の名前を知ってください。

こうやって、自分が興味がある業界を増やし、会社名とだいたいどんなことをやっている会社かを知る事が、就活の第一歩なのです。

次の記事では、会社の名前を知った後に、どうやって会社について調べるかを解説します。

業界地図は、最新版が出たのは2020年8月です。つまり、ビフォアーコロナです。業界の様子が今とはかなり変わってしまっているという弱点があります。

現在、業界地図2020に乗っている全171業界について、ポストコロナでどうなるかを連載していますので、興味がある人は、LINEかFBで登録して下さい。(学生・就活生のみ無料!)