100.人材サービス – 嵐

人材会社と一口にいっても、大きく分けて4種類あります。

1.人材紹介 – 会社に人を紹介して、紹介料をもらうビジネスです。リクルートエージェントとかインテリジェンスのような大手から、個人でやっているような小企業まで無数にあります。

外国人技能実習生紹介もここにあたります。

2.メディア運営 – みなさんが使っているリクナビ・マイナビやバイト探しはindeedなど、求人メディアを運営し、その出稿料・広告料などで利益を出すビジネスです。でかいところが勝つビジネスモデルで、特に新卒のメディアはリクナビ・マイナビの寡占状態です。

しかし、ニッチな分野に特化したメディアもあります。

3.人材派遣 – リクルートスタッフやパソナスタッフなど、派遣社員を雇い、企業に派遣する企業です。企業からもらったお金から、派遣社員の人の給料や社会保険、営業スタッフなどのコストを引いたお金が利益になります。

4.人材育成 – リンクアンドモチベーションとかJALアカデミーとか、大学のキャリアセンターが呼んでくる変なマナー講師とかです。ポス就を運営しているスパイスアップグループもこれです。企業からの研修費をもらうビジネスです。

さて、それぞれが、ポストコロナでどうなるか解説しましょう。

1.人材紹介

ビフォアコロナは、人手不足、人材紹介はメチャクチャ儲かりました。

が、これからしばらくは求人はガクッと落ちるでしょう。失業者が増え、求職者が増えるのに、人を採用したがる企業がないという、今までと逆のことが起こり、人材会社の紹介料も下降していきます。

単価も落ち、紹介件数も落ちということで、悲惨です。

外国人技能実習生に関しては、そもそも日本に来れないという点でアウトです。現地での教育コストがかかっているので、普通の人材会社よりさらに悲惨です。

2.メディア運営

新卒ではリクナビ、マイナビの寡占からの、出稿量の値上げが続き、企業側から「ふざけんな」の声が上がっていました。

これからは、新卒採用件数も減るので、リクナビ出稿しなくてもよくね?という会社が増えるでしょう。

ただ「じゃあ、どうやって採用する?」に対する決定的な答えがないため、しばらく企業も人材会社も試行錯誤が続きます。

ポストコロナで、イノベーションが生まれそうな気がします。

3.人材派遣

バカなおっさんが、派遣社員が増えたのは小泉竹中の陰謀!竹中パソナが暴利をむさぼる!とか言ってますが、人材派遣って儲からないんですよ。利益率1%とか。月30万円の派遣社員を一人派遣して、利益3000円ですよ。

で、不況になると、真っ先に切られるのが派遣社員なので、人材派遣をしている会社も悲惨です。リーマンショックの時も、たくさん潰れました。

4.人材育成

不況の時に真っ先にカットされるコストが、広告費と研修費。

なので、人材育成の会社も悲惨です。(うちもか)

とはいえ、ポストコロナでは大きく仕事のやり方が変わり、働き方が変わるので、人材に求められるスキルも変わっていきます。

なので、ポストコロナの時代に必要なスキルを教えることができる人材育成企業は、大きく伸びる可能性があります。

まずは、リモートワークのやり方ですが、その向こうにもっとたくさんの必須スキルがあって、それをどうやって学ばせるのか。

我が社もいまそれを模索中です。

という感じで、人材会社志望の人は、自分が上記4つのどれをやりたいか、志望企業がどの業務をやっているかをしっかり調べましょう。

そのうえで、あなたの会社でこういう仕事をさせてください。学生時代こういうことをやってきたから、きっとできます。と言うことができれば、内定はとれるでしょう。

ちなみに、人材会社って、転職相談に来た人でいい人がいたら、自分の会社にスカウトします。逆にいうと、人材会社からスカウトを受けた人は、一流の人材ですよ。

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