158.専門商社 – 嵐

専門商社ってひとくくりにまとめても、会社によってやっていることは全然違います。

なので、全部まとめて天気予報しても・・・というところはありますが、コロナ前は薄曇りでした。

コロナ後は、まあ、全体的に嵐です。

商社がやっていることは、基本的に、作っている会社と欲しがっている会社を結びつけること。

時に、作っている会社にお金を投資して、もっとたくさん作れるように支援したりもします。

コロナ後は、世の中のあらゆるものの需要が減っているので、企業間の取引の量も減少する。

なので、商社の利益も減るわけです。

業界地図に載っている9種類の専門商社の天気予報をしてみると

鉄鋼 – 嵐

自動車とか作ってないし、作っても売れない

機械 – 嵐

当然新規に工場とか作らないので、工作機械も要らない

電子・半導体 – 曇

これは商品によってまちまち。Nintendo Swichの生産を増やせないのは半導体の供給不足と言われてます

化学 – 曇

プラスチックなども、基本的には減る(グレタさん大喜び)。ただし、医療用の素材など需要が激増するものもある

食品 – 曇

個人向けの商品は激増、レストラン向けの商品は壊滅。差し引きマイナス。

医薬品 – 曇

コロナ関係は激増。それ以外は減。差し引きプラス。

日用品・化粧品 – 雨

生活必需品は現状維持(一時的に買い占め)、化粧品は激減。

繊維 – 曇

医療関係は激増、その他の製品は激減

燃料・エネルギー – 天変地異

言わずもがなの、石油価格暴落

と、いうわけで、どんな製品を取り扱ってて、その商品がどうなるかを、しっかり分析しましょう。

他の業界も知りたい人は、こちら