141.空運 – 天変地異

いまだ、就活人気ランキング2位と4位に入ってくるANAとJAL。

なぜこの期に及んで、就活人気ランキング二位がANAなのか?

しかし、現実は天変地異が起こっています。

2020年5月現在、ANA、JAL共に国際便は全て運休。国内便も9割以上運休です。

これが何を意味しているかというと、売上がほぼゼロってことです。それでも、航空機のリース代や従業員の給料は発生します。

さらに、ANAホテルとかJALホテルとかも全滅です。

今は、旅客機の客席にも荷物を詰め込むことで、貨物便を増やしていますが、まあ、焼け石に水でしょう。

これは、日本の航空会社だけではなく、世界中の航空会社に言えることで、本当にもう、どうしようもありません。

イタリアのアリタリア航空は国有化されました。

今後どうなるかというと、ANAもJALも大型の借り入れできたみたいなので、しばらく倒産はしないでしょう。しかし、コロナ騒動が収まっても、元通り自由に海外旅行できるようになるのには相当時間がかかるはずです。

金が持たなくなったら、JALとANAが合併して国有化です。(可能性は低いと思いますが)

LCCに関しては、世界中でほぼ全部潰れるでしょう。

しばらくは貨物輸送を中心に細々と生き残って、だんだんと海外旅行客が増えていく感じでしょうか。そこまで、どれくらいの航空会社が生き残れるか。。。

学生のみんなが思い描く、航空会社の華々しいイメージはなくなっていくはずです。

今までみたく、安く、いつでも、どこの国にでも行けた時代は過去の物になりそうです。

残念ですが、そういう時代になってしまいました。

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