130.広告、ネット広告 – 嵐
世界最大の広告屋ってどこか知ってますか?
答えはGoogleです。
Googleは全世界の広告の18%を占めています。
ちなみに、Facebookが7%なので、この2社で世界の広告の1/4を占めていることになります。
そんな圧倒的な広告屋Googleが、今年度の採用を凍結しました。
ごく限られた部門以外、人を採用しないのです。
これが、2020年コロナ後の広告業界の現状です。
飲食店も、テーマパークも、ホテルも、航空会社も、宣伝しても売るもんがないんだから、広告出さないんですよ。
さて、日本。
日本の広告費はGDP(超ざっくりいうと、日本の全会社・国民の稼ぎの合計)の1.2%と言われてます。
景気が良くて、みんなの稼ぎがいいと、広告費は増え、稼ぎが悪いと、広告費は下がります。
2019年10月から消費税アップの影響で、日本のGDPは7.2%下がりました。
そして、このコロナショックで、どこまで下がるかわかりません。
128.放送、全国紙のとこでも言いましたが、テレビも新聞も広告が全然入っていないのは、皆さんご存じの通り。
さらに、東京オリンピック延期(っていうか、たぶん中止)も入ります。
東京オリンピックの広告売り上げは1300億円と言われており、これが全部吹っ飛びます。
おそらく、2月までに、かなりのCMつくったり、イベント会場押さえたりで、投資はしているので、ホント悲惨の極地です。
大手広告代理店が、接待費使って銀座でブイブイ言わせる日は、しばらく来ないでしょう。
ちなみに、日本の広告代理店、1位電通26%、2位博報堂15.7%、3位サイバーエージェント6.1%、4位アサツーDK5.8%です。
この4社でほぼ半分。ぶっちゃけ、この4社以外はどこが潰れてもおかしくないと思います。
とはいえ、広告が完全になくなることはないですから、生き残ればお得。
特に、今、伸びているネット広告に強みがあれば、生き残る可能性は高いでしょう。
おそらく、広告の形もどんどん変わっていくでしょうから、そこに対応できる会社が一気に伸びる可能性もあります。
インターネット革命で、サイバーエージェントが、第三位の広告代理店になったように。
そんな可能性を感じている人は、ぜひ広告代理店、チャレンジしてください。

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