137.不動産仲介 – 嵐

賃貸物件の借り換えのピークは4月。

進学や転勤などが重なるのがこの時期だからです。

新コロは、この時期を直撃し、今年は転勤が一気になくなりました。

また、進学したけれどもリモート授業で、まだ学校の側に引っ越していない人もたくさんいます。

おかげで、4月の不動産仲介会社は悲惨でした。

しかし、5月に入ると、前年比20%減と、天変地異は脱するところまでは戻ってきています。

さあ、これから戻っていくのでしょうか?

不動産業界といえば、最もIT化が遅れた業界ということで有名です。

いまだに、全ての書類をFAXで送っていると。

しかし、コロナの影響で、そんな業界にもIT化の波がやっときました。

内見は、オンライン内見ということで、部屋に不動産屋の社員がいって、お客さんのいうとおりに撮影しながら、テレビ電話で会話します。

契約内容の確認なども、オンラインで行う事が認められています。

これからは、VR内見などもでてくるようになるはずです。

不動産屋は、部屋探しに来たお客さんを、まず外れ物件を2軒みせて、3軒目にいい物件をみせて、相対的に良いと勘違いさせて、契約させるのが常套手段でした。

しかし、IT化が進むと、コレで疲れるのは不動産屋の社員だけで、顧客は何軒でも内見できます。VRとかになったらなおのこと。

こうやって、姑息なコミュニケーションで契約を取ってきたところは淘汰され、お客さんにとって便利な仕組みを作ったところが勝つようになるという健全な競争が行われるようになるので、客である我々としては、非常に良い傾向です。

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