129.出版、書店 – 嵐
出版も書店も、コロナ前から瀕死でした。
まず、雑誌が売れない。みんなスマホで暇つぶしするからね。
で、定期的に買う雑誌がなくなると、書店に人が来なくなる。
で、書店に人が来ないので、本も売れなくなる。とくに新しい本が。
だから、売れるのはネットで話題になった本と、ファンが多いマンガの続刊ばかりなり。
出版はこういう流れで、本とお金が流れます。
出版社 → 取次 → 本屋
で、本屋で一定期間売れなかった本は、返本といって、出版社に返されます。
出版社は取次に渡したタイミングでお金がもらえるのですが、返本されたらお金を返さなくてはなりません。
返金する金がないと倒産しますので、その前に新しい本を作って取次に渡す。そのお金で借金を返すということを繰り返してます。
自転車操業ですね。
で、コロナ。
本屋が一斉に休業を余儀なくされました。
この金の流れが止まるのです。
さあ、出版社の終わりの始まりです。
これから、バンバン潰れます。
とはいえ、本の需要はゼロにはならないので、残るところは残ります。
しかし、かなり多くの出版社は潰れます。
マジで、ヤバイです。
あと、本屋も同様。レストランと同様バンバン潰れます。
こっちは、底なしです。
出版社は、電子書籍だけではなくて、オンランサロン的な仕組みまで作っていかないうと厳しいでしょうね。
本屋も、イベントスペース的なものを併設して・・・となるのですが、密ですので、もう駄目です。。。

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