園部志歩さん(私立大学3年の夏に参加)

コロナ前にカンボジアに行った時の写真

コロナ禍で、自分が大学生活で何も成長していないと感じ、鬱々としていた園部さん。
何か新しい事をやってみたいということで、オンラインプログラムに参加してくれました。

その結果、4月上旬に第一志望と言い切れる会社に出会い、内定を受諾。
コロナ禍でも、納得のいく就職活動をできました。

そんな園部さんに、プログラムを通しての自身の成長と、就活について聞いてみました。

こんにちは!2020年春からはじまった、コロナ禍。
園部さんは3年春からですが、大学生活は変わりましたか?

はい。授業がオンラインになり、通学がなくなりました。
通学しているときにも増して、自分が何かをしている感覚がなくなりました。

毎日、授業は受けているんだけど、なにか新しい事ができるようになっている感覚がない、成長している気がしなくて、悶々としていたのです。「大学で、なにしてるんだろ?」って

なるほど。では、オンラインインターンシップに参加した理由は?

何か新しい事をしたくなったからです。
ちょうど悶々としているときに、以前に参加していた兄から紹介されたので。

オンラインで外国人に話を聞いてマーケティングとか、今まで全く経験したことがなかったことを挑戦してみようと思いました。

実際受講してみてどうでしたか?

毎日、新しい事にチャレンジして、新しい事ができるようになった!というのが楽しかったです。
今日は、スペイン語で外国人に話しかけることができた!みたいな。

毎日課題が出る→チームで成果を出すという生活は、本当に刺激的でした。
そして、チームで目標を持ってチャレンジするというのが、大きな学びになりました。

あと、フッ軽になりましたね。フットワーク、軽い人。

このプログラムでも、対象国のペルーについて知りたくなって、とりあえずペルー領事館に行ってみました。近所の雑貨屋さんに話をきいたら、ペルー人の漫画家さんを紹介してもらったり、漫画コミュニティを紹介してもらったり。

フッ軽だとトクすること多いってのがわかって、その後の生活も何でもとりあえずやってみるようになりました。ちなみに、いま、スケボーにハマってます。

すばらしいですね!業務の面ではどうですか?

私は、チームで仕事をすることに興味があったので、チームメンバーの仕事の進捗を管理する、プロジェクトマネジメントの仕事にチャレンジしてみました。

このプログラム、最初に適性検査を受けて、自分やチームメンバーがどういうことが得意かを知るんです。
この適性を元に、自分に出来ないことを人に任せたり、人ができないことを自分がやったり。

私は、プロマネなんて、一度もやったことがなかったのですが、教わったことを見よう見まねでやってみたら、チームメンバーの優秀さもあり、最後までしっかり役割分担をしてチームとして機能できたと思います。

できるかどうか不安だったのですが、チャレンジしてみたことで、やっているうちにどんどんやる気が出てきました。

なるほど。そんなプロジェクトマネジメントをするにあたって、チームメンバーとの仲はどうでしたか?

すごく多様性を許容できるようになりました。
同じ大学、同じようなコミュニティの中だけで生活してたのが、いろんな考え方、いろんな仕事の仕方をする人がいるというのがわかったのが収穫です。

自分が正しいことを前提として仕事をするとどうしてもぶつかってしまう。
だから、自分と異なる意見も人との合致点を探ることも大切。

でも、仲良くなることが目的になってもだめで、仲が悪くなっても結果を出す必要があるときがあることも知りました。
その両方のバランスをとることができるようになって、大人になれたかなと思いました。

その活動は、就活でも役立ちましたか

はい!
自分は、新しい企画を考えて、実行するのが得意だということがわかったので、それをやらせてくれる会社を選びました。

とある大手企業では「君はうちの会社では、丸くなることを求められて個性が発揮できない。ベンチャー企業に向いていると思う」といわれ、確かにそうだなと思いました。
そこで、教育系ベンチャー企業を受け、新規事業立ち上げメンバーとして内定をいただきました。

自分がやりたいことが明確になっていて、それを企業に素直に伝えることを実直にやっていくだけで、希望通りの企業に内定をもらえたのがうれしかったです。

就職活動を振り返ってどうでしたか?

自分が好きなこと、やりたいことをわかっていると、就活は楽しいなと思いました。
逆にいうと、それがわかっていないと苦しいだろうなと。

周りの人には、自分が何ができるかもわからないし、学生時代に力を入れたことも特にない。何でもいいから内定クレみたいな人もいました。
そういう人が内定を取るのは難しいし、伝えたいこともないだろうから、就活してて辛いだろうなと思いました。

これから就活をする人になにかアドバイスはありますか?

自分が何をやりたいのかを明確にすると面接が楽になります。

将来こんな仕事がしたい。だから、こんなことが学びたい。そのためにこういう仕事がしたい。その仕事に対して、私はこういう風に会社に貢献できる。なぜなら、こんな仕事をしたことがあるから。

これをしっかり考えておけば、どんな質問が来ても自然に答えられるようになります。

私は、早いうちにインターンをやって、自分がやりたいこととか、できる仕事がわかっていたのでうまくいったと思っています。
今、1-3年生の人も、早めにインターンなどの仕事の経験をした方がいいと思います。

最後になにかありますか?

就活は1,2年の時は嫌だなあと思っていました。
でも、自分で考えて、自分の言葉で面接官と話をするのは本当に楽しかったです。

ただ、就活の話は学生の間ではタブーになっていて、なかなか友達と話すことができません。

だから、就活前の人はみんな不安だと思うんですけど、ちゃんと準備すれば、楽しいし、納得のいく結果が出ると思うので、がんばってください!

コロナ禍で何もできない中で、たまたま知ったオンラインインターンにフッ軽で参加した園部さん。

そこから、精神的にも安定し、自分がやるべきコトも明確になり、それが就活での成功に繋がりました。

学生の皆さん、できないことばかりで大変ですが、その中でもできることをみつけて、フットワーク軽くチャレンジしてみてください!それが、みなさんのこれからのキャリアに繋がります!

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