松田清子さん(大学2年の春に参加)
将来、社会福祉分野で途上国支援をしたいという清子さん。
オンラインでも、リアルにSDGsに貢献できるサムライカレーオンラインに興味を持ってくれました。
クラウドファンディングでカンボジアの小学校を助ける体験から、何を学んだかをインタビューしました。
サムライカレーオンラインに参加しようとした理由を教えて下さい
ひとつ目は、途上国支援がオンラインでできることが画期的だったからです。
私は将来、社会福祉分野で途上国支援をしたいとおもっていました。
しかし、新型コロナの影響で海外ボランティアなどができない。
だから、このクラウドファンディングによる国際支援が、私が今できる最大の貢献だと思ったんです。
すごい!さすがですね!
もうひとつが、商品をオンラインで販売をするという体験がしたかったからです。
ものを売るバイトもしたことがないけど、商品の良さを自分で取材して、その魅力を写真屋文章で伝え、販売をするという一連の流れを経験したいと考えてました。
未経験で不安だったのですが、このプログラムなら、そのやり方を全て教えてくれそうだったので、思い切って参加しました。
なるほど。確かに、未経験の人がいきなりバイトやインターンをやると、成果が出なかったときちょっと怖いですよね。その点、研修だとやり方も教われるし、失敗しても怒られないから安心ですね。
はい。安心して参加できたのがすごくよかったです。
では、プログラムでは、どんなことをしましたか?
クラウドファンディングで100人の支援者から50万円集めて、カンボジアの小学校にトゥクトゥクを贈りました。

なぜトゥクトゥク!?
カンボジアの小学校のスタッフや先生、生徒に話しを聞いたところ、併設している製麺所の配送や、生徒の送り迎えがバイクでは危ないので、トゥクトゥクが欲しいと。
トゥクトゥクは20万円くらいなので、目標としてもちょうどいいと思いました。
私は、目標5万円くらいが…と言ったのですが、皆さん、目標を高く持ってて、素晴らしいです。
はい。実際やってみたら、思ってた以上にたくさんの人が支援をしてくれて、4日で目標金額を超え、最終的には50万円まで行きました。残ったお金は、日本から文房具をカンボジアに贈ることにしました。
すごいですね!
この大成功の中で、どのような役割を担いましたか
私は、外部交渉担当として、支援先の小学校や障害者施設の人との交渉を行いました。
外国人の人との交渉難しくなかったですか?
難しかったです。
外国人だから難しいと言うよりも、プロジェクトメンバーと、取引先の間に立つ難しさを感じました。
例えば、Webサイトの作成に使う写真やコメントが必要になったとき、
プロジェクトメンバー : できるだけ早く欲しい
支援先:本業が忙しいので、すぐにはできない
となってしまいます。
支援する我々としては、本業を邪魔しては本末転倒ですが、クラウドファンディングを予定通りに開始するためには早くもらわなくてはならない。
この間にたって、調整するのがすごく難しかったです。
なるほど。それをどのように解決しましたか?
スケジュールをオープンにすることにしました。
いつまでにクラウドファンディングを開始する。そのために、この素材がいつまでに必要。といったことを、素材ごとにスケジュールし、これを我々プロジェクトメンバー、支援先のスタッフの皆さん、双方が見れるようにしました。
これにより、先方になぜ我々が急いでいるか、何を優先して送って欲しいかが明確になり、スムーズに業務が進むようになりました。
素晴らしいですね。まさに、プロジェクトマネジメントですね。
ありがとうございます。
今回は、こうやって、相手の立場をしっかり理解して仕事をすること、自分の立場をしっかり相手に伝えることの重要性を学びました。
ビジネスは、相手のためを思って準備をするかが大切だという事を身をもって体感しました。
これを踏まえて、将来どんな仕事をしたいと思いましたか?
途上国支援は、奥が深く、やりがいのある仕事だと言うことがわかり、改めて興味を持ちました。
このプログラムでやったように、ちゃんと先方の話を聞いて、何をしたら役に立てるかを考え、先方の負担が大きくならないように調整しながら、支援をおこなうために、コミュニケーション力、プロジェクトマネジメント力を磨きたいと思いました。
また、営業も楽しいと思いました。
商品の魅力をお客さんに伝えるということは、難しいけど、やりがいがあります。
今回も、ドライマンゴーやハーブティーを支援者の人に贈ったのですが、それを喜んでもらえたときは本当に嬉しかったです。
仕事の中でも、こんな体験をしたいと思いました。
そうですね!そのために、学ぶべき事も明確になっているようですので、今後も自己研鑽して、ぜひ世界の役に立てるような人材になってください!
はい!頑張ります
実際に体験してわかる、国際貢献の大変さ。
しかし、それを知っても、なおチャレンジしたいという人は企業は採用したいと考えています。
学生時代に、実際に仕事をしてみることで「大変だと知っていますが、でもやりたいです」と言えるような仕事を見つける事ができれば、就活も、その後のキャリアもうまくいきますよ!
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