インターンのエントリーシートの書き方 実践編

今、就活ではインターン試験→インターン参加→採用試験→内定 という流れが主流になっています。
インターンが実質的な一次選考になっている場合もあれば、インターンで体験したことを採用試験で話すと有利になることもあります。

と、いうわけで、まずは、3年生の間に、インターン試験に通ることが大切です。

インターン試験と採用試験の違い

インターン試験と採用試験の最大の違いは「わかっていなくてもよい」ということです。
採用試験の場合、きちんと会社について調べ、会社でどんなことに貢献できるかを話す必要があります。
しかし、インターンの場合は「このようなことをインターンの中で知りたいと思います」というように、「わからないことを知りたいからインターンに参加したい」という志望動機が通用するわけです。

何がわからないかを知ろう

ただし、Webページに書いてあるだろ!って内容を書くのがNGです。
「御社のおすすめの商品を知りたいと思い、インターンに参加しました」
とか書いてあったら
「いや、それインターン参加しなくてもわかるだろ」
ってなりますから。

そこで、おすすめなのが、Webページや決算短信、有価証券報告書を読みながら、自分なりにその企業の業務内容と、自分がやれる仕事について、友達に紹介する文章を書いてみることです。

わからないところは xxx とでも書いて、とにかく書き進めていきましょう。

調べて、書いて、質問

そして、面接で、このxxxの中で自分が気になることをぶつけてみるといいです。

私は海外業務に興味があります。タイ・ベトナムを中心に多くの国との取引があるとの事ですが、それ以外にどんな国とのビジネスを行っているか、社員の皆様はどのような仕事をしているか知りたいと思い、インターンシップに参加を希望しています。
また、具体的にどのような業務をしているのか、海外出張や駐在の可能性はあるのかなどについても知りたいと考えています。

そして、この質問の前に、自分の体験談をもとに、なぜこの質問をしたかをくっつけてみましょう。

私は、学生時代、カンボジアの小学校を支援するインターンシップに参加しました。
クラウドファンディングでカンボジアの名産品を販売し、50万円集めて、小学校にトゥクトゥクを贈りました。
カンボジアの問題として、たくさん学びよい大学を卒業してもそれに見合った職業がないことがあります。私は、現地の優秀な若者と一緒に仕事をしながら現地の会社のビジネスを大きくし、より多くの人が力を発揮するような社会をつくっていきたいと考えてます。

だから、私は海外業務に興味があります。タイ・ベトナムを中心に多くの国との取引があるとの事ですが、それ以外にどんな国とのビジネスを行っているか、社員の皆様はどのような仕事をしているか知りたいと思い、インターンシップに参加を希望しています。
また、具体的にどのような業務をしているのか、海外出張や駐在の可能性はあるのかなどについても知りたいと考えています。

という感じですね。

まずは自分なりに調べる。

わからないことを明確にする。

その中で、自分が将来やりたい仕事に関連するところをピックアップする

将来やりたい仕事を、体験談を元に説明する

だからこれが聞きたいんです とまとめる。

こんな流れで、志望動機、インターンでやりたいことなどをまとめれば、かなりの高確率で突破できるはずです!

大切なことは「調べてから、聞く」という姿勢

自分で調べて、文章にしてから、疑問に思った事を聞かれると、聞かれる側も具体的な回答ができるんです。

そうやって、相手の時間を無駄にしない、効率的なコミュニケーションをとれる人は、会社に入ってからも指導がしやすいし、顧客からも重宝がられるんです。

インターンの時点でこれができている学生はほとんどいないので、おすすめです!

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