さあ、就活のフィナーレ、大学受験における「入学試験」がESからの面接です。

ここまで読んできた皆さんはおわかりかと思うのですが、大学入試で本番の試験日だけ頑張っても、一部の超天才以外は有名大学に合格できないように、就活もそれまでの積み重ねが大事です。

積み重ねてない人は、ここから読み直してください。

ES、面接、そして、入社配属の流れ

さあ、実際に入社試験を受けるときに、スタートは、会社説明会。
こちらは、寝なければOKです。その後のエントリーシート(ES)提出から本格的にスタートします。

そして、そこから入社まではこのような長い道のりが続きます。

さて、この流れの中で、内定をもらい、自分が希望する部署に配属してもらうのに一番大切なのってどの辺かわかりますか?

実は、ESから一次面接、二次面接が大切なんです。

と、いうのも、就活というのは、一つ一つの面接が独立しているわけではなく、複数の試験の合計点で合否が決まることがほとんどです。

つまり、ESがセンター試験、一次面接が1科目目の英語、二次試験が2科目目の数学・・・といった形ですね。

それぞれの科目に足切り点が設置されてて、それ以下だと落ちます。ただ、足切りギリギリで合格しても、次の科目でかなり高い点を取らないとやっぱり落ちるんです。なので、ESから二次試験で点数を取っておかないと、その後の逆転はむずかしいのです。

逆に、一次、二次面接で高得点を取っておくと「この人は、ぜひうちの会社に入って欲しい人材」としてマークされることになります。

レビュアーのイラスト(男性5)

そうすると、面接官があなたを見る目が変わってきます。

「どうやら優秀な人材らしい。彼にはぜひ入社して欲しいから、自社の魅力を頑張って伝えよう」というモードに入るのです。

面接官が、就活生に対して「入社してください」とアピールするモードにはいるのです。

ここまで読んで、「面接盛り上がったのに、最終面接で落とされた」なんてことを言う人の理由はわかるでしょう。

また、勘のいい人だと「就活、超楽しかった」という人と「就活、地獄だった」という人がいる理由もわかると思います。

ES、一次、二次面接で高得点を出している人は、その後の面接が接待モードになるから、就活メチャクチャ楽しいんですよ。

逆に、二次面接までに落ちる人、通ってもギリギリで通る人は、常に選ばれる側だからつらいことが多いのです。

就活では、二次面接までに「レールに乗る」ことが大切なのです。

二次面接までに「レールに乗る」方法

レールに乗った人のイラスト(女性)

では、レールに乗るために、ES〜二次面接までに何をすればよいのでしょうか?
特別な事をする必要はありません。面接官が知りたいことをきちんと伝える。これだけです。

逆に言うと、ほとんどの就活生がこれすらできてないのです。
だから、ちょっと準備をするだけで、就活はイージーモードになります。

面接官が知りたいこと

面接で、面接官が知りたいことなんでしょう?
「この就活生は、うちの会社に入ったらどんな仕事をしてくれるだろうか?」です。

だから「私は、こんな仕事ができます」と相手に納得させることが大切です。

納得させるためには2つの情報を用意しておく必要があります。
・相手の企業がどんな仕事をしているか、どんな人材を求めているかリサーチする
・自分がどんな仕事ができるか、体験談を準備する。

企業がどんな人材を求めているかは、会社四季報業界地図を読んでから、有価証券報告書などを読めば、あらかたわかります。

詳しくは、こちら

そして、自分はそういう人材ですよ!その証拠はこれ!という体験談を作ればよいのです。

詳しくは、こちら

このふたつがあれば、ESや面接でこんなことが言えるようになります。

「有価証券報告書によると、御社は日本の児童向け教材を中国で販売し、今は東南アジア向けの拡販の準備をしているとのことでした。

私は、カンボジアで、カンボジア人の人にアンケートをとり、売れる商品の仮説を立て、試食会を行いアレンジをし、実際に販売するというインターンシップを体験しました。

その際に、具体的に行ったことは・・・

このようなことを、御社の海外事業部でやらせていただければ、きっと御社製品に現地向けローカライズ及び現地のでの拡販にお役に立てるはずです。」

あなたが企業の面接官になったとして、この話を聞いたらどうおもいますか?
「確かに、役に立ちそうだな」と思いませんか?

このように、会社のことをきちんと調べ、自分が得意な仕事を見つけ、会社の役に立てる理由を具体的なエピソードを添えて提案すれば、面接のレールに乗れるんです

二次面接までにレールに乗ってしまえば、就活は本当に楽しくなります。

準備をすれば、何とかなるのが、日本の就活。
みなさん、学生時代に、しっかり準備をしておいてくださいね。

みなさんが、自分に合った企業の内定ゲットできますように!

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