160.外食(ファミレス・寿司・居酒屋) – 天変地異
コロナにより壊滅した、外食産業。
もう、なすすべ無く、多くの飲食店が潰れています。
「デリバリーに特化すればいいじゃん」といっても、デリバリーは売上の35%もデリバリー業者に持ってかれるし、競合がデリバリー専門店なので勝てません。
「ネット販売でなんとか」といっても、みなさん、飲食店のネット販売なんて何回使ったことあります?
「テイクアウトは?」 冷めたしょぼいプラスチックの容器に入った食べ物を、お店で食べるのと同じ値段で買います?
レストランっていうのは、食べ物だけを売っているんじゃないんですよ。
お店の雰囲気と、自宅以外で食べるプレミアム感を売っているんですよ。
食べ物だけなら、コンビニ、スーパー、冷凍食品で充分なんですよ!
さらに恐ろしいことに、Stay Homeで家にいることになれた人たちが、冷凍食品とかコンビニ弁当の旨さに気付いてしまったのです。
昔、冷凍食品って不味かったんですよ。でも、今、無茶苦茶旨くなってるんですよ。ちゅか、これ、レストランで出されても誰も気付かないだろってレベル。へたすりゃ、居酒屋の飯より冷凍食品のが旨い。
ってなると、コロナがおさまったあとも、今までどおりレストラン行くか?って話になりますよね。少なくとも、頻度は落ちる。
というわけで、今、長い、先の見えない、真っ暗なトンネルの中にいるレストラン業界ですが、そのトンネルを抜けても、光の世界があるとは限らないのです。。。
さて、これれからどうなるかは、161.外食(ファーストフード・麺類)で書きます。
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