24.eスポーツ – 晴
ゲームをスポーツ的に観戦し、プレイヤーに賞金を与える、eSports。
日本で古くからあるのは、将棋や囲碁ですね。
これに、カプコンやコナミ、バンダイナムコなどのゲームソフトメーカーが賞金をつけるところから始まって、サイバーエージェントやKADOKAWAといった、webメディアがコンテンツのひとつとして目をつけはじめ、NTTやトヨタなどの関係ない会社がいっちょかみし始めたのが現在です。
コロナの影響で、本物のスポーツの興行は危機的状況です。
おそらく、当面は万単位の客を入れた興業は(少なくとも欧米では)不可能で、スポーツ選手の年俸は大幅に下がっていくことが予想されます。
また、無観客のスポーツは、ぶっちゃけ面白さが半減するので、最初から画面上だけで競技をおこなうeスポーツは相対的に有利になります。
また、コロナ騒動で、ゲームをやる人が増えているため、その人たちがプロのすげえテクニックをみて喜ぶというのもあるでしょう。(野球少年がプロ野球をみて目を輝かせるような感じで)
と、いうわけで、追い風バンバンのeスポーツ業界。
ただ、黎明期にありがちな、ライセンスの発行が大手の利権誘導になってたり、契約が不透明でプレイヤーが賞金もらえなかったりビザがおりなかったりと、ろくでもないことが起こっているのも事実。
また、一時的に盛り上がっても、どっかで冷める可能性もあるので、今後の動向は不透明です。
でも、eスポーツのプロモーションをゼロからやった体験ってのは、今後どんな業界に行っても高く評価されるので、今、eスポーツ業界に入るのは面白いかもしれません。

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