169.介護 – 晴

日本で唯一確実に需要が増えていく産業、介護。
コロナ前の問題は、とにかく人が足りない。でも、給料を払う国が金がないから給料を上げられない。やべえ。でした。

そこで、コロナ。
今、日本の雇用がまるっと減っています。
JALやANAが採用を止めただけではなく、飲食店やホテル、旅行会社が次々と採用停止、解雇をおこなっており、一気に人余り、職不足がはじまります。ってか、始まっています。

この人余りを吸収するのは、介護業界しかないというのが今言われていることです。
コレは間違いないでしょう。

ただし、介護士の給料は医療関係者と同様国が決めており、国の金がなくなっている今、大幅に増加する可能性は低いです。

しかし、介護業界は、介護士となって実際に介護する以外にもいろいろな仕事があります。

ベネッセや三井不動産、三菱地所などが老人ホームを経営してますし、パラマウントベッド、フランスベッドなどが介護用品を作っています。学研が、認知症患者のグループホームを経営していたりもします。

これらの施設の運営などの仕事は、国が給料を決める類いではありませんので、成果が出れば、リターンもあるはずです。

日本の財政は、コロナにより、より一層ボロボロです。
残念ながら、介護士の給料を上げることは非常に難しいでしょう。
なので、介護業界に興味がある人は、介護施設の経営をしている会社や、介護用品を作っている会社などにチャレンジすると良いと思います。

介護業界は、数少ない、日本の成長産業です。

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