パソコンのシェアは、法人向けのシェアを持っているHPが世界一位、高級品を扱うAppleが4位である以外は、中国・韓国（特に中国企業）が席巻してます。
HPと並んで世界一位のレノボは、IBMのPC部門を買収しましたし、東芝のPC部門dynabookは、シャープ（今は台湾企業）に買収されてます。
ここも、パナソニックとソニーがしぶとく生き残ってる感じです。

PCは世界的に飽和状態だったのですが、コロナが特需になりました。
趣味はスマホで充分という人も、在宅勤務で家で仕事をするようになったり、リモート授業で家で授業を受けるようになると、スマホでは厳しくなります。
そこで、新たにPCを買う人が激増したのです。（私が今使ってるMac Book Proも、一時は品切れで入手が大変でした）

皆さんにアドバイスですが、PCは買った方がいいです。
スマホのグレードを下げてでも、中古でいいからPCは買った方がいいです。

スマホは、お客さん側の端末です。
誰かが作ったアプリを、ゲームを、動画を、文章を、受け取るだけのツールです。

これに対しPCは、制作者も、お客さんも使う端末です。
アプリを作ったり、ゲームを作ったり、動画を作ったり、文章を書いたりすることもできるのです。

スマホだけだと、自分から発信できるのはtwitterの140字の文章や、Instagramの写真や、tictokの数十秒の動画くらいしか発信できません。
これに対し、PCでは、自分で、あらゆるものを作る事ができます。

企業に遊ばせてもらうだけなら、スマホで充分。
しかし、これから皆さんは、お客さんにものを提供して、遊ばせる側になる必要がある。
それをするために、少なくとも最初はPCでものを作る側に行かなきゃいけないのです。

ぜひ、PCを使って自分で何かをつくったり、発信する練習をしておいて下さい。
社会に出てから、きっと役に立ちます。