96.漁業・水産 – 雨

日本の海産物の消費量は1980年からみて1/2になってます。
そして、日本国内の生産量は1/3になってます。
なんというか、オワコンです。

さらに、コロナ。
食べ物全体では消費量は変わらないのですが、魚に関しては、高級魚は家で食べるというよりも寿司屋で食べることの方が多く、高級魚需要が激減しました。
おかげで、その辺のスーパーで、築地でしか食べれないような高級魚が安売りされる事態も…。
なかなか悲惨です。

水産の大手企業は、マルハチニチロ、日本水産、極洋が3大企業なのですが、末端は漁師であり、この漁師がいろいろな規制に守られており、漁業権がなかなか多くの人に開放されてません。(この辺は農業と似てます)

しかし、漁業法が改正されて、大手企業が養殖とかに参入できるようになり、卸売市場も築地とかが独占してたものが自由化されて、門戸が広がります。

なので、今まで、新規参入がなかったが故に甘い汁をすっていた会社が競争にさらされ、ヤバいことになることも考えられます。
ただ、売上が下がり続けており、今後も下がり続ける可能性が高い業界に、どれくらい新規参入があるかは、まだ見えてません。

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