93.クレジットカード・信販 - 曇

クレジットカード会社はどうやって利益を出しているかというと2点です。

1.お店から手数料をもらう(日本の場合、1000円決済すると店は20-40円くらい手数料を取られます)

2.利用者から金利をもらう(リボ払いとかで物を買うと、さりげなく1年間に18%くらい手数料を取られます)

どちらにせよ、決済金額が増えれば利益が増える(リボ払いだとなおよし)ということになります。

で、コロナ。昨日出した楽天の決算資料からもわかるとおり、クレジットカードは、オンライン決済が増え、普通のお店の決済が減っています。

楽天カードの場合、オンライン決済が圧倒的に多いはずで、それでも横ばいくらいなので、他のカード会社は減収することが多いでしょう。

まあ、自分の生活を振り返ってもコロナが始まってから金全然使ってませんからね。。。

なので、クレジットカード会社の収益はコロナがおさまるまでは減り、そこから徐々に戻していくことになるでしょう。

とはいえ、国がキャッシュレスを推し進めてるので、長期的には伸びていくことはまちがいないです。

ちなみに、今、飲食店でクレジットカード使用禁止が増えてます。

それは、クレジットカードって、売上上がってから、現金が入金されるまで1-2ヶ月かかるんですよ。今、金なくて潰れそうな飲食店はそんなのを待ってられないので、現金オンリーにしているのです。

おまけの豆知識。

日本で一番最初にクレジットカードを発行したのはどの会社でしょう?

答えは、丸井です。

駅近とかによくある、洋服中心としたデパートですね。

あそこが、バブル期に大学生にクレジットカード(赤いカードと言われてた)を契約させ、クレジットカード分割払で高い洋服を買わせてたのです。

丸井は服も売れるし、金利収入もあるしで、ボロ儲け。そうやって大きくなっていったのです。

これと同じことを、カンボジアでイオンがやっているというのは、サムライカレー卒業生の皆さんはよく知ってますよね!

他の業界も知りたい人は、こちら